予防医療の看護師におすすめの資格

看護師は、病気やクリニックを中心として働くものと思っている人も多いが、様々な場所で、様々な業務に携わっている。また、病気やケガの治療にかかわる業務ばかりではなく、病気の早期発見や予防に努める予防医療にかかわる業務も行っている。予防医療のかかわる仕事は、病院に付属されている診療科で行われることもあれば、健診センター、がんセンターなどの幅広い場所で行われている健康診断や人間ドッグに関するものだ。看護師の仕事内容や、必要となる資格・経験も病院業務とは異なる部分も多いので、予防医療に携わりたい場合は、あらかじめ学んでおくことをおすすめする。[関連サイトへはこちら

予防医療に携わる看護師の主な仕事は、問診や採血、血圧などの測定に、内視鏡検査などがあるならばそれらの補助も行うことだ。そのため、看護師の基本業務をできるだけスムーズに行う技術・経験が必要となる。また、各種検査における経験もあればより有利に就職できるだろう。予防医療にかかわる資格としては、健康医療コーディネーターをあげることができる。健康医療コーディネーターとは、病気の予防や健康増進に関する知識を持ち、適切な指導ができることを証明するものだ。医師や看護師からの視点だけではなく、受ける側の視点からのアドバイスをすることができる。

健康医療コーディネーターの資格を有していれば、利用者に対して直接健康指導をするほか、適切な医療施設の紹介、指導・アドバイスをすることになるだろう。また、利用者自らが健康に対して意欲的になるような働きかけも行うこととなる。